山尾内科クリニック 院長 山尾卓司
〒599-8116 大阪府堺市東区野尻町525

山尾内科便りバックナンバー│堺市東区の内科・消化器科|インフルエンザ

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インフルエンザワクチン接種の予約を始めました(2005年度)

山尾内科便り その4 2005.10.07
山尾内科便り

近年「高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型など)」の流行が国内外で問題となっています。
「鳥インフルエンザは基本的には鳥から鳥あるいは人に感染し、人から人には感染しない」と言われていますが、豚などの家畜に感染した後、人から人に感染するタイプに変化することがあると知られています。もし1918~1919年に世界で2000万人(日本国内38万人)の死亡者が出たスペイン風邪のようなパンデミックが起こると、死者数が全世界で1億5000万人に達するとWHOが警告しています。
今年度に頒布されているヒトのインフルエンザワクチンの感染予防効果は、ヒトの間で流行しているA/ソ連型、A/香港型、およびB型に対してであって、鳥インフルエンザに対するものでありませんが、感染した場合に重症化を防ぐ効果は期待できます。

インフルエンザワクチンを年が明けてから接種しに来る方もおられますが、ワクチンの効果は接種してから約1ヵ月後から出てきて5ヶ月間は続きます。流行し始めてからでは遅いのでなるべく早めにしましょう。
当クリニックの接種料金は堺市の対象となる高齢者以外の方で1人につき2000円(消費税込)としています。(詳しくはこのページの一番下の関連リンクをご覧下さい)

接種は10月21日ごろから開始します。①発熱がある方、②接種する前1ヶ月以内に他のワクチンの接種をした方、風邪などの病気をした方などの場合、インフルエンザワクチンの接種を差し控えなければならないことがあるので、お気軽にお尋ねください。

堺市では、次の高齢者の方を対象に、市内の契約医療機関で自己負担金1000円にてインフルエンザ予防接種を実施していますが、実施期間は10月21日から翌年の1月31日です。2月1日以降は接種費用が全額自己負担となるのでご注意ください。期間中でも2回目以降の接種、市内の契約医療機関以外や市外の医療機関での接種は、全額自己負担となります。

  • 市に住民登録か外国人登録のある65歳以上の方
  • 心臓、ジン臓、呼吸器の機能か免疫機能に、身体障害者手帳1級程度の障害のある60から64歳の方(身体障害者手帳のコピーなど証明できるものが必要)

また、生活保護・市民税非課税世帯の方は接種日以前に保健センターへ申請すれば無料になります。
申請には生活保護受給者証など証明できるものと印鑑を持参してください。

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*12歳以下の方は1回目を接種した後、2~6週間以内に2回目の接種が必要です(最も効果が高いのは3~4週間後です)。
ただし、初回接種後6週間以上経っても連絡がなく来院されない場合にはワクチンの取り置きが出来ない場合がありますのでご了承ください。

インフルエンザ関連リンク:

国立感染症研究所 感染症情報センター
   予防接種に関するQ&A集(監修:国立感染症研究所感染症情報センター長)
YAHOO!ニュース-鳥インフルエンザ:鳥インフルエンザに関するニューストピックス
インフルエンザ料金について:福岡市医師会のホームページから

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